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ローマ教皇の「正午の祈り」、コロナで初のネット中継

ローマ教皇の「正午の祈り」、コロナで初のネット中継

Posted March. 09, 2020 08:13,   

Updated March. 09, 2020 08:13

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ローマ教皇庁は7日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(83)の8日(現地時間)の「正午の祈り」がオンライン中継で行われると、声明を通じて明らかにした。教皇の正午の祈りがオンラインで中継されるのは初めて。教皇庁は、「イタリア当局の要請により、サンピエトロ広場に集まる数千人の信者によって新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡散する危険があり、このような決定を下した」と説明した。バチカンでは6日、初の新型コロナウイルス感染者が発生した。

オンラインの正午の祈りは、バチカンニュースのホームページで中継され、サンピエトロ広場でも大型モニターを通じて見ることができる。教皇は毎週日曜日にサンピエトロ広場に面した宮殿のバルコニーで説教をしてきた。毎週水曜日に開かれる一般謁見も、11日はオンライン中継の予定だ。

 

教皇が1日の正午の祈りで咳をする姿を捉えられと、信者の間で教皇が新型コロナウイルスに感染したのではないかと疑念の声が起こった。ブルームバーグ通信は3日、教皇は検査の結果、陰性だったと伝えた。


チョ・ユラ記者 jyr0101@donga.com