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キム・ハクボム号、五輪代表入りの無限競争に突入

キム・ハクボム号、五輪代表入りの無限競争に突入

Posted January. 28, 2020 08:51,   

Updated January. 28, 2020 08:51

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これからまた五輪本大会の舞台に立つための無限競争に突入する。韓国サッカー史上、初の国際サッカー連盟(AFC)U-23選手権優勝を果たし、9大会連続の五輪出場の偉業を達成したキム・ハクボム号のことだ。

キム監督率いるU-23代表選手たちは28日、優勝トロフィーとともに帰国した後、それぞれの句アブに帰った。優勝の喜びも暫し。選手たちは東京五輪の最終メンバーに入るためのサバイバルゲームをしなければならない。

五輪代表の最終メンバーは18人で、今大会(23人)より5人少ない。キム監督がワイルドカード(24歳以上の選手)3枚を全部使えば、15人しか残らない。これに、今大会に参加できなかった欧州組の李康仁(イ・ガンイン=19、バレンシアCF)とペク・スンホ(23=ダルムシュタット)が合流する可能性があり、五輪代表への道はさらに狭くなる見通しだ。キム監督は、「ワイルドカードについて今言うのは適切でない。選手の分析を組み合わせ抽選の結果によって変わってくることなので、もう少し待ってもらいたい」と慎重な姿勢を示した。

五輪代表チームに変身するキム・ハクボム号は、3月に再招集される。3月と6月に2022カタール・ワールドカップ地域予選を行うパウロ・ベント監督のA代表チームの日程に応じて、キム・ハクボム号も国内での強化試合を行う予定だ。五輪の組み合わせ抽選会は4月20日、東京で開催される。アジア最終予選の終了で五輪進出の16ヵ国のうち12ヵ国が決まった中、2月の南米予選と3月の北中米・カリブ海予選で地域当り2チームずつ計4チームが本大会に進出する。韓国サッカーの歴代五輪最高成績は2012年ロンドン大会の銅メダルだ。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com