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『パラサイト』アカデミー賞2部門で予備選考作品に

『パラサイト』アカデミー賞2部門で予備選考作品に

Posted December. 18, 2019 08:33,   

Updated December. 18, 2019 08:33

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ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト 半地下の家族』が、来年2月9日(現地時間)に開催される第92回アカデミー賞の国際映画賞(旧外国語映画賞)と主題歌賞の予備選考作品に選ばれた。

 

アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は17日、国際映画賞や長編ドキュメンタリー賞、短編ドキュメンタリー賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、作曲賞、主題歌賞、短編アニメーション賞、短編実写映画賞など9部門のノミネート作を選ぶための予備選考作品を発表した。

『パラサイト』と共にマティ・ディオプ監督の『アトランティックス』、ペドロ・アルモドバル監督の『ペイン・アンド・グローリー』など10作品が国際映画賞の予備選考作品入りした。AMPASは計91作品を審査した。

パラサイトは、エンディング曲「一杯の焼酎」で「主題歌賞」部門の予備選考作品に選ばれた。ポン監督が作詞し、劇中のキテクの長男のキウを演じた俳優チェ・ウシク氏が歌った。チョン・ジェイル音楽監督の曲に最近の若者の苦しみを代弁する歌詞をポン監督が直接書いた。ポン監督は国内で上映された時、「エンディングのクレジットに流れるこの歌を最後まで聞くことを提案したい」と話した。主題歌賞部門には「スピーチレス~心の声」(『アラジン』)、「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」(『アナと雪の女王2』)、「スピリット」(『ライオン・キング』)など15作品が選ばれた。外信は、『パラサイト』がアカデミー賞で国際映画賞だけでなく作品賞、監督賞などのいくつかの部門で受賞する可能性が高いと予測したが、主題歌賞は意外だと評価した。

2018年アカデミー賞視角効果賞の予備選考作品にポン監督の『オクジャ』が、昨年にはイ・チャンドン監督の映画『バーニング』が外国語映画賞予備選考作品に選ばれたが、いずれも本戦には進出できなかった。最終ノミネート作品は来年1月13日に発表される。作品賞、監督賞など主要部門のノミネート作品も公表される。授賞式は2月9日、米ロサンゼルス・ハリウッドのドルビー・シアターで開催される。


李?? baltika7@donga.com