Go to contents

柳賢振とシャーザー、地区シリーズ第3戦で激突

柳賢振とシャーザー、地区シリーズ第3戦で激突

Posted October. 05, 2019 09:25,   

Updated October. 05, 2019 09:25

한국어

柳賢振(リュ・ヒョンジン=32、ロサンゼルス・ドジャース)がポストシーズン初登板でライバルのマックス・シャーザー(35=ワシントン・ナショナルズ)と対決する。

ドジャースは4日、ワシントンとのナショナルリーグ地区シリーズ(5戦3勝制)第1戦を控えて、5日の第2戦先発にクレイトン・カーショーを、7日の第3戦先発には柳賢振を指名した。第4戦先発はリッチ・ヒルだ。ナ・リーグ西地区1位(106勝56敗)でポストシーズンに進出したドジャースは、本拠地で第1、2、5戦を行い、第3、4戦は敵地で行う。

柳賢振は7日、ワシントンDCのナショナルパークのマウンドに立つ。同日、ワシントンの先発に発表されたシャーザーは、柳賢振とシーズンを通してサイ・ヤング賞を争ったが、今まで直接対決したことは一度もない。

自他ともに認めチームエースのシャーザーは歴史上6度目にアメリカンリーグ(2013年、当時デトロイト)とナ・リーグ(2016年と2017年、ワシントン)でサイ・ヤング賞を受賞した特級投手だ。今季の後半戦に肩と首の負傷で苦しんだが、11勝7敗、防御率2.92と優れた成績を残した。シャーザーは2日、ミルウォーキー・ブルワーズとのワイルドカード決定戦に登板し5回を投げ2本塁打を浴び、3失点して勝敗無しに降板した。

柳賢振はシャーザーとの対決について「勝ちたい。今は体調も良いしチェンジアップなど全ての球種が良い」と短くコメントした。

今季にホームで10勝1敗、防御率1.93と強かった柳賢振のアウェー登板が決まったのは、カーショーをブルペンとしての起用する可能性があるからだ。ドジャースは第2戦にカーショーを先発として起用した後、シリーズが長くなる場合、カーショーを第5戦のリリーフとして投入する計画だ。カーショーは2016年にワシントンとのチうシリーズと昨年のミルウォーキーとのリーグ優勝シリーズなどでクローザーとして登板し、無失点の好投をしている。

柳賢振はワシントンを相手に通算5試合に登板し、2勝1敗、防御率1.35と強い。今季もワシントン戦に2度登板し、1失点に抑えるなど好投している。

一方、ドジャースは4日、地区シリーズ第1戦で先発投手ウォーカー・ビュラーが好投し、ワシントンを6-0で軽く破った。ビュラーは6回を投げ1被安打、8奪三振、無失点に封じ込み、勝利投手になった。6番マックス・マンシーは1回に押し出し四球を選び、先制点を挙げた後、7回に2点適時打を放つなど3打数2安打3打点と活躍した。

リリーフとして登板した前田健太は7回に登板し、1回と3分の3を投げ、無失点に抑え勝利を守った。ポストシーズンを控えているドジャースは、抑えのケンリー・ジャンセンが揺れて、締めが甘いとの評価を受けたが、9月から先発からリリーフに転じた前田が安定した活躍をしている。

ドジャースは5日、同じ場所でワシントンと地区シリーズ第2戦を行う。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com