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柳賢振が4回3分の1で3失点、チーム勝利も13勝ならず

柳賢振が4回3分の1で3失点、チーム勝利も13勝ならず

Posted September. 06, 2019 08:43,   

Updated September. 06, 2019 08:43

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5日、ロサンゼルスのドジャーススタジアムで行われたロサンゼルス・ドジャース対コロラド・ロッキーズ戦。ドジャースの先発、柳賢振(リュ・ヒョンジン=32)は2回に、相手の先頭打者ライアン・マクマホンに9球目を投げた後、体が重心を失って前に倒れた。試合を見ていた金炳賢(キム・ビョンホン)MBC解説委員は、「バランスが崩れたようだ」と心配した。柳賢振は、「地面を踏み間違えただけ」と憂慮を一蹴したが、体力の低下を疑わせる一コマだった。

柳賢振は同日、4回3分の1に93球を投げ、6被安打3失点した。4つの四球を与えたが、これは今季の1試合最多与四球だった。チームは7-3とリードしていたが5回を全うできなかったため、13勝目のチャンスは消えた。5回に連続安打を許し、1死1、2塁のピンチが続くと、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は交代を決定した。先月24日のニューヨーク・ヤンキース戦(4回3分の1、7失点)や30日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦(4回3分の2、7失点)に次いで3戦連続で5回を超えることができなかった。防御率は2.35から2.45に上昇した。アトランタ・ブレーブスのマイク・ソロカ(2.53)に0.08点差まで追い上げられ、防御率のメジャーリーグ1位を守れるかは微妙になった。

最近の不振から抜け出そうと登板準備に変化を与えたけど効果はなかった。普段はブルペン投球をしない柳賢振だが、今回は登板を控えて異例的にリック・ハニカット投手コーチとブルペン投球をして投球フォームを調整した。柳賢振は先月30日、アリゾナ戦が終わった後、「相手打者が自分のボールに適応したようだ」と言い、投球戦略を修正すると予告したが、球威を欠いた直球と甘い変化球は改善されず、投球数が増えるにつれて打たれ続けた。

体力の問題については、改めて否定した。柳賢振は「投球バランスの問題だ。体が前のめりになる感じがあった。休めば直るようなものではなさそうだ。制球を取り戻すのが先決だ」と話した。ロバーツ監督は、「柳賢振がシーズンを完全に終えることを期待する。ポストシーズンまでに立て直す時間があるので心配はしない」と信頼感を示した。

ドジャースは、リリーフ陣の好投で7-3で勝利を守った。ジョク・ピーダーソンが本塁打2本を放って活躍したドジャースはチーム本塁打数を250とし、ナショナルリーグの1シーズンのチーム本塁打記録を塗り替えた。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com