Go to contents

国内最長6.9キロ、保寧海底トンネルが10日貫通

国内最長6.9キロ、保寧海底トンネルが10日貫通

Posted June. 10, 2019 08:19,   

Updated June. 10, 2019 08:19

한국어

国内最長海底トンネルの「保寧(ポリョン)海底トンネル」が10日、双方向で貫通される。保寧海底トンネルが含まれた保寧~泰安(テアン)国道は2021年末までに全区間が開通される予定だ。国道交通部は9日、忠清南道保寧市の大川(テチョン)港と元山島(ウォンサンド)を結ぶ同トンネル(6.9キロ)を10日貫通すると発表した。今年2月に開通した上り線に続いて下り線まで貫通すれば、2012年に双方向で始まった掘削工事が7年ぶりに完了することになる。トンネル工事は、忠清南道泰安郡までつながる保寧~泰安間道路建設事業の一部として行われた。

トンネルは、上下線がそれぞれ2車線で分離されている。完成すれば道路の海底トンネルでは日本東京湾アクアライン(9.5キロ)とノルウェーのBomlaフィヨルド(7.9キロ)、Eiksund(7.8キロ)、オスロフィヨルド(7.2キロ)に続いて世界で5番目に長い。

保寧~泰安間の道路建設事業は国道77号線の未開通区間である保寧市新黒洞(シンフクドン)と泰安郡古南面古南里(コナムミョン・コナムリ)を結ぶ工事で総事業費は6679ウォン。保寧市元山島~泰安郡安眠島(アンミョンド)区間(6.1キロ)は今年12月に、海底トンネルが含まれた大川港~元山島区間(8.0キロ)は2021年末の開通を目指している。現在、安眠島から保寧市の大川海水浴場までは車で1時間30分ほどかかるが、道路が完成すれば10分に大きく短縮される。


周愛眞 jaj@donga.com