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外国人が最も食べたい異色韓国料理は…生ダコの刺身

外国人が最も食べたい異色韓国料理は…生ダコの刺身

Posted December. 25, 2018 07:59,   

Updated December. 25, 2018 07:59

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かつて外国人らに最大の嫌悪食品として受け止められていた生テナガダコの刺身が、今度は最も食べてみたい韓国料理に生まれ変わった。韓流文化が広がったことを受け、韓国料理に対する理解が深まった結果とみられる。

韓国観光公社が先月23~29日に、フェイスブック、ウェイボなどの海外ソーシャルネットワークサービス(SNS)の会員944人を対象にアンケートを行った結果、「最も食べてみたいユニークな韓国料理」について、生テナガダコの刺身が26%で最も回答率が高かったと、24日明らかにした。

その次は、カンジャンケジャン(カニのしょうゆ漬け、14.6%)、スンデ(豚の腸詰、14.2%)、ガンギエイ(10.3%)、ユッケ(7.7%)、チョングッチャン(韓国の納豆、6.7%)などだった。

これらの食品は、外観が気味悪かったり臭いがひどいので、初めて接する外国人たちが忌避するタイプの食べ物だ。最近、様々な文化圏のひとたちが韓国を訪れており、音楽だけでなく、ドラマ、映画、パフォーマンスなどを通じて、食べ物を含む韓国文化が海外に輸出されたおかげで、ユニークな食品への好奇心が高まったと考えられる。

言語圏を分けてみると、英語圏の回答者はカンジャンケジャン(18%)、生テナガダコの刺身(16.7%)を一番食べてみたがった。日本語圏ではガンギエイ(23.5%)とスンデ(17.3%)が多く、中国語圏では生テナガダコの刺身とカンジャンケジャン、スンデに関心が多かった。

観光公社は、今回のアンケートをもとに、韓国料理に関する映像を制作してユーチューブなどでPRし、訪韓した外国人たちが楽しめる料理を多様化する方針だ。


ヨム・ヒジン記者 salthj@donga.com