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女子重量挙げのイム・ジョンファが繰り上げで銅メダル獲得、トルコ選手の薬物違反で

女子重量挙げのイム・ジョンファが繰り上げで銅メダル獲得、トルコ選手の薬物違反で

Posted July. 25, 2016 07:04,   

Updated July. 25, 2016 07:24

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重量挙げの元韓国代表イム・ジョンファ(30=蔚山市庁)が8年前の五輪で逃したメダルを授与される。国際オリンピック委員会(IOC)は2008年の北京五輪の女子重量挙げ48キロ級で銀メダルを獲得したトルコのセビル・オズカンが筋肉増強剤の「アナボリックステロイド」を服用したとして、23日、メダルはく奪を決定した。オズカンのメダルはく奪で、同大会4位だったイム・ジョンファに銅メダルが授与されることになった。イム・ジョンファは当時、スナッチで86キロ、クリーン&ジャークで110キロと合計196キロを持ち上げて台湾の陳葦綾と並んだが、体重が500グラム重かったため銅メダルを逃した。

IOCと世界アンチ・ドーピング機構(WADA)は2014年のソチ冬季五輪に出場したロシア選手全員とメダルを獲得しつぁ選手に対してドーピング調査を行っている。このため、ソチ五輪の女子フィギュアで金メダルを獲得したアデリナ・ソトニコワに対するドーピング検査結果によっては、銀メダルに止まった金姸児(キム・ヨナ)に金メダルを授与される可能性もある。

ロシア反ドーピング機構(RUSADA)研究所のグレゴリー・ロードチェンコフ所長は今年5月にニューヨーク・タイムズのインタビューに応じ、「ソチ五輪でメダルを取ったロシア選手のうち、少なくとも15人以上が禁止薬物を服用した」と暴露した。日本の英字新聞「ジャパンタイムズ」は23日、「ソチスキャンダルで金姸児の金メダルを見ることはできるだろうか」と題した記事で、ソトニコワのメダルはく奪可能性に触れた。



유재영기자 ユ・ジェヨン記者 elegant@donga.com