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金武星氏、父親の親日批判に「息子として胸が痛む」

金武星氏、父親の親日批判に「息子として胸が痛む」

Posted October. 30, 2015 07:14,   

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与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表は29日、「左派らによって父親が親日行為関連で罵倒を受けている」と言い、「私が政治をしなかったら、このようなことはなかったはずなのに、子供の道理から心が痛む」と話した。父親の金龍周(キム・ヨンジュ)元全南(チョンナム)紡績会長が設立した浦項永興(ポハン・ヨンフン)小学校を訪れた席でのことだ。

金代表は同日、永興小学校創立100周年を迎えた2001年に建てられた父親の胸像の前に、花束と一緒に父親の評伝「川を渡る山」などを手向けた。

金代表は、永興小学校出身の李秉錫(イ・ビョンソク)議員や永興小学校校長に会った席で父親の親日行跡の議論について積極的に釈明した。

氏は、「父親は日本帝国時代に事業を手がけながら、韓国人の雇用の場を多く作って、支援してきた」と言い、「政争のために過去を暴いて誇張し、歪曲して批判するのは正しいことではない」と語った。さらに、「父親が事業を始める際、3.1独立運動精神を引き継ぐという意味で、『三一(サムイル)商会』と名付けたが、名前を変えるように相当圧力を受けた。今振り返れば、どうしようもない人だった」とエピソードを紹介するなどした。

金代表は最近、歴史教科書の国定化を巡る政局で、野党が父親の親日行跡の是非を問題に取り上げると、積極的な対応に乗り出している。次期大統領選挙を念頭に置いての行動だという声も出ている。しかし、とある側近は、「国定化の局面に片がつけば、父親を巡る言及も自制する計画だ」と話した。



coolup@donga.com