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円仏教、円紀100年で女性教務の結婚許可を推進

円仏教、円紀100年で女性教務の結婚許可を推進

Posted February. 12, 2015 07:29,   

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「貞女」と呼ばれる円仏教の女性教務の結婚が許される。

円仏教教政院の南宮誠(ナム・グンソン)院長は11日に開かれた懇談会で、「これまで女性教務の結婚が禁止されてきたが、時代の変化に合わせて結婚を許可すべきかということについて議論が教団で行われている」とし、「賛否両論で意見が激しい」と述べた。

円仏教は1916年、教祖の少太山・朴重彬(パク・ジュンビン)大宗師が創始した。2016年は円紀100年になる。

南宮院長は、「円仏教は円紀100年を迎え、第2回バチカン公会議を通じてカトリック改革がなされたように、100年を振り返り、教団の制度を時代に合わせて変えようと努力している」と話した。円仏教は、来年初めまでに女性教務の結婚許可や教団の最高決定機構である首位団の裁可者の割合拡大など教憲改正を終える予定だ。現在、男性教務は結婚できるが、女性教務は35才になると独身で生きることを誓う貞女宣誓式を行う。

円仏教は今年、円光(ウォングァン)大学付属病院などと共にモンゴルや中国、ラオス、カンボジア、インドなど10ヵ国の重病患者の子ども100人を無償で治療する「世界子ども希望ナヌムプロジェクト」も行う。

また、円仏教は広報を強化するために、円仏教テレビを今年開局し、2017年までにソウル顕忠路(ヒョンチュンロ)にあるソウル会館を壊して「少太山記念館」(仮称)を建て、布教の中心とする計画だ。

また南宮院長は、「少太山大宗師が開校当時におっしゃった『物質が開闢されたのだから、精神を開闢しよう』というメッセージと、生じることも滅することもなく、行為の善悪に応じてその報いがあるという『不生不滅、因果応報』の真理を再び大声で叫ばなければならない」と強調した。