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「韓国社会に多くのことを示唆」00年修学旅行バス事故生存者の手紙が話題へ

「韓国社会に多くのことを示唆」00年修学旅行バス事故生存者の手紙が話題へ

Posted April. 24, 2014 05:23,   

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「釜一(プイル)外国語高校の修学旅行バス事故 」の生存者であるキム・ウンジン氏(30)の手紙が、話題となっている。東亜(トンア)日報が22日付けで報じたキム氏の手紙は、すぐにソーシャルネットワークサービス(SNS)を通じて急速に広まった。

2000年、釜一外国語高校の修学旅行で起きた交通事故から生還したキム氏は、わが韓国社会が、セウォル号沈没事故の犠牲者家族や生存者らのためにしなければならないことについて考えさせられる内容だった。自身の経験を基に、悲しいエピソードを伝えたキム氏の手紙は、多くのネットユーザーらからの反応を得ている。関連記事がリンクされたツイートが、1200回以上リツイートされるなど、SNSを通じて、多くのネットユーザーらがキム氏の手紙に接している。キム氏の手紙を読んだ1人のツイッタリアン(@onefume)は、「まだ気がつかなかった多くのことを頼まれました。長いけど、必ず読んでください」という呟きを残した。また、別のツイッタリアン(@natureslaw100)は、「生き残った救助者や残された遺族らのために、我々が何をすべきかを悟る涙ぐましい手紙だ」とリツイートした。

キム氏が最初にこの文を掲載したソウル大学のオンラインコミュニティの掲示板には、キム氏を応援する書き込みが次々と掲載されている。キム氏は23日、「私に勇気を下さった同窓の方々、そしてセウォル号の人たちに、私の手紙を伝える機会をくださった新聞社に、感謝の意を伝えます」という書き込みを残した。