Go to contents

朴大統領、ドイツ派遣の鉱員・看護師1世たちと会見

朴大統領、ドイツ派遣の鉱員・看護師1世たちと会見

Posted March. 29, 2014 03:48,   

한국어

「心待ちにしていた韓国の鉱員や看護学生たちに会う日だ。有名なアウトバーンを走っていても美しい景色を眺めることができないほど、頭の中は鉱夫たちに会うことでいっぱいだった」

1964年12月10日、朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領と共にドイツを訪問した陸英修(ユク・ヨンス)夫人は、ドイツ北西部ルール地方のハムボルン炭鉱に向かう前、深い感慨に浸った。借款のためにドイツに派遣された彼らは、韓国の産業化の尖兵となった。

28日(現地時間)、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領がドイツ・フランクフルトで、ドイツに派遣された鉱員や看護師の1世たちと会見した。朴大統領は、出国前からこの日を大切に考えていたという。祖国の経済を築く礎石になった彼らの貴重な献身に、朴大統領は深い感謝の気持ちを表した。

朴元大統領は50年前、炭鉱で「私たちの世代は生前に果たすことはできないが、子孫のために人並みに暮らせる基盤だけでも築こう」と涙の演説をした。陸夫人も帰国後、「(鉱員と看護師たちに)笑顔で慰労の言葉をかけようと心の中で思っていた。とめどなくなく流れる涙を見せまいと堪えてみたが、鳴り響く愛国歌に託して泣いてしまった」と振り返った。