外国人選手を探すＬＧ、宝石発見か時間をかけ過ぎて逃すか

「世論に押されて急いで選手を連れてくるわけにはいかない。チームの戦力にどれほどプラスになるかを几帳面に調べている。

ＬＧのファンは、ＬＧの新しい外国人選手の消息を首を長くして待っている。プロ野球９つの球団の中で、今まで外国人選手を１人しか獲得できずにいるチームはＬＧが唯一であるためだ。ＬＧは１１日、「剛速球投手」レダメス・リーズ（３０）との再契約に成功したが、その後は消息がない。しかし、今年度中に外国人選手の迎え入れを終えると言っていたＬＧのソン・グホン運営チーム長は、「まだ急ぐことはない」という立場だ。

特に、来季から外国人選手保有数が３人に拡大し、外国人打者への期待が高くなった。クリスマス・イブだった２４日、米スポーツ専門媒体のＥＳＰＮの記者、エンリケ・ロハスのツイッターを通じて、三星（サムスン）がドミニカ共和国出身の内野手、ヤマイコ・ナバロ（２６）と契約したと知られた。三星が公式発表をしていないが、事実上、ＬＧを除いては外国人打者の迎え入れが終わっている状況だ。

ＬＧが望む外国人打者は右利きの巨砲だ。朴龍澤（パク・ヨンテク）、李晋暎（イ・ジンヨン）、李炳圭（イ・ビョンギュ、背番号９）ら左腕打者が揃うＬＧ打線に力を吹き入れる打者だ。今季、ＬＧには鄭成勲（チョン・ソンフン）と呉智煥（オ・ジファン）がホームラン９本を打っただけで、２桁台のホームランを記録した打者がいなかった。ソンチーム長は、「現在、米国に派遣された外国人選手担当の職員が外国人打者２〜３人と交渉している。広い蚕室（チャムシル）救場で確実な一本を打てる右利きの打者なら、ポジションはあまり関係ない」と話した。

ＬＧは、現在接触中の外国人投手との交渉が大詰めの段階に来ていると話した。ソンチーム長は、交渉対象選手について、「ここ数年間見守ってきた隠されている真珠だ」と評価した。ＬＧはここ２年間２桁台の勝数を記録したベンジャミン・ジュウキチ（３１）が今年４勝にとどまった。リーズと新しい外国人投手がその役割を全うしてくれたら、来年は優勝も望める戦力だ。

スプリングキャンプへ練習に行く前までは新しい外国人選手を選手団に合流させなければならない。ＬＧは来月３日、新年拝賀式に続き体力テストを終えて、１５日、米アリゾナへ練習に発つ。