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男子プロバレーボール界に怪物新人登場

Posted December. 05, 2013 03:22,   

한국어

そこそこやるとは予想したものの、期待以上だ。プロバレーボール歴代最高の新人だ。

韓国電力のレフト、チョン・グァンイン(22、写真)は今季、9試合で180点(平均20.0得点)をあげた。得点全体5位であり、国内選手1位だ。攻撃成功率は55.1%で全体6位、サーブ得点はセット当たり0.37個で4位。月並みの外国人選手に勝るとも劣らない。

既存の巨砲らの新人時代と比べると、チョン・グァンインの活躍は目覚ましい。「プロとアマチュアは天と地の違い」という言葉通り、大学最高の選手もプロデビュー成績は月並みだった。06〜07シーズン新人ドラフト全体1位で大韓航空に入団したキム・ハクミン(軍服務中)は同年、試合当たり8.6得点、攻撃成功率44.6%を記録した(表参照)。キム・ハクミンは10〜11シーズンにレギュラリーグ最優秀選手(MVP)に選ばれたが、当時試合当たりの得点は13.7点だった。昨シーズン「年俸キング」だったLIG損害保険のキム・ヨハンのデビューシーズン(07〜08)の成績は試合当たり平均6.9得点、攻撃成功率は41.3%にすぎなかった。今季の年俸が3億3000万ウォンの三星(サムスン)火災のパク・チョルウは、プロ元年の05シーズンに試合当たり6.6得点、攻撃成功率は48.1%を記録した。パク・チョルウが個人最多得点を記録したシーズン(09〜10)の試合当たり得点は16.2点だった。これに比べて、現代(ヒョンデ)キャピタルのムン・ソンミンは、10〜11シーズン、平均17.5得点、攻撃成功率54.9%というなかなか良い成績をあげた。しかし、08〜09シーズンドラフトで全体1順位に選ばれた後、すぐ欧州へ進出して2年間活躍したため、新人とは言えなかった。

韓国電力は他の球団に比べて外国人選手(ミロス)の技量がまずまずで、チョン・グァンインに得点チャンスが多く回ってくる。しかし、攻撃成功率が55.1%に達するという事実は、チョン・グァンインが国内最高の攻撃手に浮上していることを見せている。

「万年最下位」の韓国電力が3日、大韓航空を3対0で下して相手戦績11連敗から脱したことにはチョン・グァンインの役割が大きかった。15点を上げた彼の攻撃成功率は65.2%に達した。彼は危機状況でも戸惑わずに、最も攻撃的なプレーでチームの雰囲気をリードし、リーダーの役割も果たした。足首を痛めたミロスは同日、観衆席で応援をした。深刻な状態ではないが、10日ぐらいは試合に出場できないものと見られる。韓国電力の申英哲(シン・ヨンチョル)監督は、「最近、ミロスに攻撃成功率が45%を越えなければ、冗談交じりに年俸をあげられないと言ったが、本人もそれを聞いて深刻に受け入れたようだ。心を鬼にしたミロスが復帰し、チョン・グァンインが今のようにやってくれたら、チームの順位を押し上げられるだろう」と話した。