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遅刻大将プーチン大統領は「ふくろう型」

遅刻大将プーチン大統領は「ふくろう型」

Posted November. 15, 2013 03:27,   

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ロシアのプーチン大統領が首脳会談に常習的に遅刻する理由は、即興性を楽しむ気質と生活習慣にあるという見方が出ている。

韓国政府関係者は14日、「プーチン大統領側が国内滞在の日程を再調整して事前に韓国側に通知したため、外交的欠礼とは考えないが、プーチン大統領が大韓サンボ連盟の約30人の会員と握手するために会談に遅れて到着したのは、誰も予想できなかった」と述べた。

首脳会談前の突発行動は、他国でも目撃された。プーチン大統領は先週、ウクライナのヤヌコビッチ大統領との首脳会談で、4時間も遅刻した。会談場に行く途中、偶然に会ったロシアのバイク族と酒を飲んで遅れたという。

ロシアの専門家たちは、会談時間にしばしば遅れる根本的な原因として、プーチン大統領の起床習慣を挙げている。モスクワのある公務員は、「プーチン大統領が遅く寝て遅く起きる生活習慣のため、クレムリンの執務室は平日午前空っぽのことがほとんどだ」と伝えた。

このような習慣のため、ロシアで開かれる首脳会談の時間も予定より遅れると、モスクワ外交関係者は話す。プーチン大統領は今年9月にサンクトペテルブルクで開かれた韓ロ首脳会談の時も、約束の時間に現れず、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は1時間以上待たされた。プーチン大統領は、米国のオバマ大統領に会う時も、会談場に40分遅れて到着した。

遅く起きる習慣は、プーチン大統領がソ連国家保安委員会(KGB)の要員として活動した時からという話もあり、2000年3月に大統領に就任してクレムリンで執務をしてからという話もある。ロシースカヤ・ガゼータのイゴリ・アルチョム記者は、「プーチン大統領の睡眠習慣は、旧ソ連を29年間統治したスターリンに似ている」と話した。スターリンは遅く起きる習慣のため、ソ連の外務省が招いた外国使節団をクレムリンの周辺で5時間以上待たせることも多かったという。

アルチョム記者は、「最高権力者を朝目覚めさせる人がいないという問題がソ連でもロシアでも起きている」と指摘した。