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ロンドン五輪は「ビックデータとSNSの五輪」

ロンドン五輪は「ビックデータとSNSの五輪」

Posted August. 10, 2012 07:52,   

世界的にスマートホンブームが吹き始めて以来初めて行われるロンドン五輪は、初の「ビックデータ五輪」だ。今後の五輪ではスマートホンの他にも、ツイッターやフェイスブックなどソーシャルメディアが本格的に使われ、大変な量のデータを作り出している。また、世界各国でテレビの他にもパソコンやタブレットPC、スマートホンなど多様な機器を利用して中継を見る人口が爆発的に増えている。

○初のビックデータ五輪

9日、米国のデータ管理専門会社のネットアップによると、今度のロンドン五輪は「ビックデータが金メダルを取る五輪」になると予想される。ネットアップはロンドン五輪関連データを統計化して発表した。それによると、1秒ごとに英最大通信会社のブリティッシュテレコムの通信網を通じて伝送されるデータ量は約60GB(ギガバイト)に達する。これは約4.7GBを保存するDVD13枚分量に当たる。ブリティッシュテレコムはこのように急増するデータを管理するため、五輪が始まる前に莫大な量のデジタルコンテンツを伝送して通信網をチェックした。このデータを動画ファイルに換算すると、約20万時間(約23年)の分量だ。

また、韓国と共に今年度中にデジタル放送への転換を終える予定のロンドン五輪関連デジタル中継も大幅に増えた。また、2000時間分量の五輪競技が大会期間中にデジタル放送で生中継されると予想される。これと共に今度のロンドン五輪では4年前に開かれた北京五輪よりデータが30%ぐらい増えると推定された。

○ソーシャルメディアも金メダル

ソーシャル・メディアもロンドン五輪期間にあわせて真価を発揮している。ツイッターでは1秒ごとに約1万3000個の五輪関連ツイットができている。ロンドン五輪関連消息をやり取りするフェイスブック使用者は1日8億4500人に達する。フェイスブック全体使用者は現在10億人にやや及ばないと推定される。また、フェイスブック使用者が毎日収集するロンドン五輪関連データは15TB(テラバイト)水準に達する。これはDVD3268枚に当たる量だ。特に、ソーシャルメディアはテレビニュースより早く試合結果を伝えて、たくさんの関心を受けた。

公認されたニュースを伝えるロンドン五輪公式のホームページも人気を集めた。公式ホームページの訪問者数は五輪期間中に10億人を越えると予想される。また、世界各国のネチズンは約85億台のパソコンやタブレットPC、スマートホンを使用してインターネットに接続した後、五輪のニュースを見ると予想された。米国の公式五輪後援放送局のNBCは、このような状況に備えてロンドン五輪のための専用のウェブサイトを作ったが、8日(当地時間)現在、11億人の訪問者がここを訪れたと話した。

また、NBCは五輪関連動画をインターネットを通じてのみ4500万回放送した。



sanhkim@donga.com