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独居老人100万人を突破

Posted July. 23, 2010 08:37,   

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一人暮らしの独居老人がはじめて100万人を超えている。特別な老後保障の手段がないにもかかわらず、子女があるという理由から基礎生活保護対象から外される独居老人が多く、早急な対策作りが求められていることがわかった。

22日、企画財政部と統計庁などによると、家族がいたり、家族と離れて一人暮らしをする満65歳以上の独居老人が、今年104万3989人と推定された。これは、昨年の98万7086人に比べ、5万6903人が増えたものだ。

独居老人は06年83万3072人から07年88万1793人に増えた後、08年には93万3070人と、90万人を突破した。以後2年で100万人を超えたのだ。年齢別では、70〜74歳が34万1579人と最多となった。続いて65〜69歳が27万9845人、74〜79歳が24万5771人、80〜84歳が11万8294人、85歳以上が5万8500人の順だ。

70〜74歳の独居老人は、昨年と比べ1万977人増となった。75〜79歳も、同1万9209人が増加し、70代から独居老人の増加幅が最大となった。

政府は08年から老齢基礎年金制度を取り入れている。昨年からは全体老人人口の69%が、老齢基礎年金の恩恵を受け、08年末の57.3%に比べ、年金の受給対象老人が大きく増加した。

ところが、相当数の低所得層の独居老人は、これといった所得や老後生活への備えがないにもかかわらず、子女がいるという理由から、基礎生活保護対象外になる事例が多い。これを受け、政府は満65歳以上の老人のうち、世帯所得と健康状態などを考慮し、老人に対するヘルパーサービスを提供しており、今後これを拡大する方策を検討している。また、独居老人たちの生活を支援するため、老人雇用支援策もまとめる方針だ。



hyejin@donga.com