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マッコリ産業支援が余剰米と米消費対策、農食品研究者が提言

マッコリ産業支援が余剰米と米消費対策、農食品研究者が提言

Posted February. 20, 2010 09:21,   

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マッコリに税制上の優遇を与え、原料に使われる国産米を安価で供給すれば、余る国産米の消費を大幅に増やすことができるという主張が持ち上がっている。チャン・インソク農食品価値研究所所長は19日、国会・憲政記念館で開かれたマッコリを巡る政策討論会で、このような内容の「余剰米問題や米消費の対策」について発表した。

現在、国内の酒市場は年間8兆6000億ウォン規模だが、このうちマッコリが占める割合は2.2%(1860億ウォン)。それさえ、マッコリ全体のうち国産米を使用する割合は13.6%に過ぎない。一方、米は消費減少により、00年以降毎年10万〜20万トンが余っている。

チャン所長は、米加工産業を活性化し、マッコリ産業の競争力強化に向け、原料のコメ価格の引き下げを提案した。また、マッコリにも原産地表示制や品質認証制、フランス・ワインのような等級制を導入し、品質の高級化を図ることを求めた。

これと共に、政府はマッコリ関連の研究開発(R&D)や米加工製品の品質向上向け装備の購入を支援し、酒税を50%減免する「伝統酒」の適用範囲を拡大することで、マッコリも恩恵を享受できるようにすべきだと提案した。

チャン所長は、「マッコリ政策と米加工食品の政策を連携し、余剰米の消費を増やせば、年間3万トンぐらいのマッコリ向け米消費を10万トン規模に増やすことができるだろう」と主張した。これについて、農林水産食品部の関係者は、「法令の見直しを経て、8月からマッコリに対し原産地表示制や品質認証制を実施するなど、改善策を模索している」と話した。



firedy@donga.com