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1318「C世代」

Posted December. 12, 2005 08:25,   

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「1318世代(13〜18歳)」は、今の政治・経済・社会で一番注目されているキーワードだ。いわゆるM(モバイル)世代やN(ネットワーク)世代、P(参加)世代、I(自己中心)世代などと呼ばれる10〜30代のなかでも彼らが変化の中核にあるためだ。1988年ソウルオリンピックの後に生まれ、「ポストオリンピック世代」と呼ばれる人たちは、開放的且つ能動的で冒険精神が強い。また、インターネットや携帯電話などのコンピューター(Computerized device)を使った仮想(Cyber)世界での意思疎通(Communicate)が日常化しており、個性(Characterized)が強いため、社会学者は彼らを「C世代」とも呼ぶ。

この前、大学修学能力試験を受けたばかりのソウル女子高校3年の金ユリさん(17)は、すでに自分のビジネスを展開するちゃんとした「社長」さんだ。金さんはネットショッピングではかなり有名な「Sプレゼントショップ」の共同創業者だ。

友達と趣味としてビーズ工芸や刺繍、折り紙などについての情報を共有していたことが、ネット利用者の間で話題となって広がり、販売へとつながった。昨年だけで数百万ウォンの売り上げとなった。

将来の希望が建築家である金さんは、「ネットではない実際の社会でも十分成功できるという自信が得られただけでも大きな所得だ」と考えている。

最近、インターネット・ショッピングモールを通じた商取引が一般化しているなか、中学・高校生が中心となるいわゆる「フリーベンチャー、ティーン(teen)SOHO」の起業家が増えている。彼らは彼らならではの奇抜なアイディアや感性を生かした商品を作り出し、同年齢はいうまでもなく20、30代にまで販売の幅を広げている。インターネット・ショッピングモール業界で個人販売者の30%は10代と推定されている。

ソウル培花(ペファ)女子高教3年のチョン・ヘリムさん(17)も最近、目が回るほど忙しい。クリスマスや年末年始を控え、チョンさんが販売する手作りの「ラブ帳」の注文が殺到しているためだ。

ラブ帳は広げたら片方の面には詩や名言とともに絵が描かれていて、もう一方の面は白紙になっているいわば絵入りのノートだ。ひとつひとつ手作業で行うため「真心」が込められ、友達の誕生日などの記念日に贈るプレゼントに人気だ。

チョンさんが工夫したかわいいデザインや独特の色が人気の秘訣だ。150〜200頁の1冊は3万ウォン台。完成までは短くて24時間、長くて1週間かかる。チョンさんはすでに年末までに製作が間に合うラブ帳を完売している。

チョンさんは「3年前、ボーイフレンドと別れ、彼に贈ろうとしたラブ帳をインターネットで売ったのがきっかけになった。自分の得意なのがわかったので、大学では産業デザインを学び、関係のビジネスをしたい」と話した。

中学・高校生の創業に対する関心が高まっていることから、一部の実業系高校では彼らの創業を支援するプログラムを設けている。財界の関連団体は彼らを対象に創業大会や体験教育を実施している。

ソウル・トンブ女子商業高校などの実業系高校6校は、オンライン・マーケットの代表格である「オークション」から創業関連の教育を受ける機会を設けた。高校生同士で学校に創業サークルを作り、ファンドを集める場合もある。ソウル・デジテク高校の創業サークル「ON」は、最近オンライン・ゲームの開発に成功し、投資家を捜している。

ソウル地方中小企業庁は先月、ソウルの高校生100人あまりを対象に、フリーマケットでの商売を実体験する「青少年店舗経営体験プログラム」を実施した。5日間の期間中に18チームのうち1〜2チームを除いてはみんな30万〜40万ウォン以上の黒字を出した。1位となったチームは70万ウォン近くの収益をあげた。

同プログラムを共催したアイビット研究所の高世栄(コ・セヨン、26)主任は、「高校生は思った以上にアイディアや機転に富んでいた。最近、定年が早まり、安定した仕事はないという認識が広がっているなか、学歴より経済力を重視する傾向が生まれ、10代の間でも実際の経済活動への関心が高まっている」という認識を示した。



jaykim@donga.com