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盧大統領「韓米同盟は変わらない」

Posted June. 09, 2005 06:26,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は8日、「韓国の成功的な民主主義と市場経済、平和と繁栄は、みな韓米同盟の基礎の上にある」とし、「韓国国民はこれを十分に分かっている。この事実は今もそうであり、未来にも変わらない」と強調した。

盧大統領は、韓米同盟と関連してさらに、「私が困難な状況をつくったのではないかと思って、じっくり考えてみた。よくよく考えてみると、私が提起した問題は今でも進行中であり、概してこれまで出来上がったのは、米国が提起したことがむしろ多かった」と話した。

盧大統領は同日、レオン・ラポート在韓米軍司令官など在韓米軍高位将相7人を大統領府に招待して昼食をともにしながら、「私が大統領になってから、韓米同盟関係に多くの変化があった」と述べ、このように語った。

これと関連して、金晩洙(キム・マンス)大統領府報道官は、「米国が提起した問題とは、韓国軍のイラク派兵、在韓米軍の再配置、ソウル龍山(ヨンサン)米軍基地移転などを意味し、大統領の提起した問題とは、北東アジア均衡者論や在韓米軍の戦略的柔軟性に関する内容を意味する」と説明した。

盧大統領のこのような発言は、「顔を赤くしても言うべきことは言う」という自主外交路線のため韓米関係に摩擦をもたらしたが、米国側の要求を大半受け入れたので大きな問題はなかった、という点を強調したものと解釈される。

盧大統領は、「避けられない変化ではあるが、その変化の過程で、韓米両国の軍指揮部いずれもが大変な状況をうまく切り抜けられた」と述べ、「多少の意見の食い違いがあって交渉に長時間かかり、不満が残っている部分もないわけではないが、全体的に評価すれば、大半の見解が一致する」と話した。

一方、丁宇声(チョン・ウソン)大統領外交補佐官は同日記者たちに会い、米朝間のニューヨーク接触で、北朝鮮が6者協議への復帰意思を明らかにしたことと関連し、「悪くない徴候であることは間違いないが、この一言で6者協議が開催されると速断するのは早い」と話した。丁補佐官はまた、「6月か、遅くとも7月には6者協議が開催されなければならない。このままずっと延期することはできない」としながら、「韓国と米国、中国が一生懸命に努力している」と話した。



金正勳 jnghn@donga.com