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「残念でしょうがなかった」PSV李榮杓が休みで帰国

「残念でしょうがなかった」PSV李榮杓が休みで帰国

Posted May. 06, 2005 23:22,   

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6日、仁川(インチョン)国際空港の入国ロビーに現れた「ケドリ」こと李榮杓(イ・ヨンピョ、28、PSVアイントホーフェン)選手は満面に笑みを浮かべていた。

1日前、欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ準決勝でイタリアの強豪ACミランを迎えて3−1で快勝したが、惜しくも決勝進出には失敗したところだ。しかし、表情には自信が見えている。

李榮杓は「すべてが良かったのに、一つだけ、結果が良くなかった」と口を開いた。李榮杓は、朴智星(パク・チソン、24)選手と一緒にACミラン戦の2試合にフル出場し、アシストを記録するなどチームの勝利に貢献した。

「残念でしようがなかったですね。あと10分も残っていれば、そこまでは悔しく思わなかったですね。ゴールを奪われて電光板の時計を見たら90分で止まってました。89分を完璧にプレーしたのに、最後にうちのチームの選手たちに集中力の低下が表れたのです」

李榮杓は、今回の経験が2002韓日ワールドカップ(W杯)以降の自分のサッカーのレベルを一段階アップさせる機会だった、と評価した。「レベル高いサッカーを経験したことで満足しています。とくに、今シーズンのチャンピオンズリーグを通じて、自分も大きく成長したことを実感しています」。

どのへんが進化したのだろうか。「アジアサッカーとヨーロッパとでは、試合の運営と戦術的な動きで大きな差があります。アジアのサッカーも一定の強みを持っているけど、環境や条件などでヨーロッパには追い付いていないと思います。試合の流れを読んで、適切に対応することに自信が生まれました」。

PSVと契約期間を1年残している李榮杓は、移籍する可能性について「機会が訪れれば、すべての状況を考慮に入れて判断する考えだ」と言い、積極的に検討している様子ではなかった。

「妻一人で子どもを産んだので、結構心配していましたけど…。ネットで写真を見せてもらったら、自分に似ていましたね。2.7kgで健康だそうです。考えている名前はあるけど、両親と相談して決めたいですね」。

李榮杓は、家族と1週間ほど休暇を過ごしたあと、オランダに戻る。



yjongk@donga.com