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日本の古地図に独島はない

Posted March. 22, 2005 22:38,   

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13〜19世紀、欧州人と日本人が製作した地図約90枚が収録されている『日本古地図集』が、1983年、米ニューヨークと東京で同時に出刊された。

同地図集に掲載された1291年作「大日本国土」と1305年作「日本辺界図」には、対馬だけが表示されていて、独島(ドクト、竹島)は抜けている。

他の地図の大半にも、独島は表示されておらず、時折独島が表示されている場合でも、日本領土ではないことを表わすために、別の色が塗られていた。

また、17世紀初頭に製作されたと推定される日本全図には、地形と地名が非常に詳細に記されているが、独島は書かれていない。

このような特徴は、19世紀に製作された地図まで続いていた。

1980年から4年間、駐日本英国大使を務めたヒュー・コータッツィ氏は、1960年代半ばから日本古地図を収集した。

延世(ヨンセ)大学東西問題研究院の金佑俊(キム・ウジュン)教授は、「同地図集は、韓日両国の領土問題について、何の利害関係もない第3国の人が収集・製作したという点で信頼性が高い」とし、「これを通じて、日本が数百年間に渡って独島を日本の土地ではないと認めていたことが分かる」と話した。

さらに、「1990年代初頭、日本の明治大が独島を日本領土と表示した古地図だけを選んで地図集を作ったが、そこに載った地図は、大半が1905年前後に日本が意図的に作ったものだ」とつけ加えた。

金教授は1990年代初頭、ドイツ・フランクフルトに滞在していた時に同地図集を購入した。



申水晶 crystal@donga.com