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キム・キヒョン特派員ルポ:前国王、反タリバーン勢力の糾合で再執権図る

キム・キヒョン特派員ルポ:前国王、反タリバーン勢力の糾合で再執権図る

Posted October. 08, 2001 09:30,   

アフガニスタン北部を占領している北部同盟は、タリバーン以降の代替勢力であることを国際社会から取り付けようと奔走している。北部同盟の外交戦は隣国タジキスタンの首都、ドゥシャンベを中心に展開されている。北部同盟が掌握している地域がタジキスタンと隣接している上に、タジク人が北部同盟の中心勢力を成しているためだ。記者がタジキスタンとアフガニスタンに滞在した15日間だけでもアブドル北部同盟外務長官がドゥシャンベを3回も訪問した。アブドル長官は同期間中にパリとローマにも足を伸ばした。活発な外交活動の成果が実ってロシアとイランからの支持を取り付けることに成功した北部同盟は、タリバーン攻撃のためのアメリカの軍事支援を得るために努力している。

北部同盟の臨時首都ファイザーバードには「西方がロシアの同意を得てタリバーンを追い出し、ザヒル・シャ前国王を首班とする臨時政府を構成した後、総選挙を行うことを主な内容とする戦後構想をまとめ、北部同盟もこれに同意した」という噂が取り沙汰されている。北部同盟はタリバーンに次いで最も多い1万5000人規模の兵力を維持しており、国際社会でもアフガニスタンを代表する合法政府として認められているため、ポストタリバーン時代の執権勢力として最も有力。しかも1992年から1996年までアフガニスタンを支配した経験もある。

果たして大多数のアフガン人たちは、北部同盟の復帰を望んでいるのかどうか、その点も疑わしい。多くのアフガン人たちはタレバーン政権に対する反感と共に北部同盟に対しても不信を表わした。北部同盟が執権した4年間経験した混乱と無秩序と腐敗を未だに覚えているためだ。当時、カブール市内は昼間にも出掛けることを恐れるほど治安が不安で、略奪と暴力が相次いだ。北部同盟軍兵士たちの横暴もひどかった。

記者は取材途中、絶えず行われている北部同盟軍の横暴を至る所で目撃した。歩哨が立っている所を通る度に兵士たちから金を要求され、「金さえくれれば目的地まで護衛してあげる」と提案する兵士も多かった。スカゼルで出会ったあるトラック運転手は「タレバーン掌握地域を通過してイランまで行って、そこで生活必需品を購入し、ファイザーバードに帰って販売している」と言って「途中で出会ったタレバーン軍は北部同盟軍よりずっと良好な水準」と述べていた。

5年前にカブールで北部同盟の没落過程を取材したというある外国人記者は、「北部同盟が過去の経験から教訓を得られないと再執権しても同じ失敗を繰り返すだろう」と述べた。



kimkihy@donga.com