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ビッグテックCEOたちを呼んだ米ホワイトハウス、「AIの安全性に責任を」

ビッグテックCEOたちを呼んだ米ホワイトハウス、「AIの安全性に責任を」

Posted May. 06, 2023 08:37,   

Updated May. 06, 2023 08:37

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バイデン政権がグーグルやマイクロソフト(MS)など人工知能(AI)分野の最前線にいるビッグテックの最高経営責任者(CEO)を4日(現地時間)、ホワイトハウスに招待し、AI対策会議を開いた。生成型AIの代表走者である「チャットGPT」を筆頭にAI技術の影響が急激に広がる中、政府としてもAIの問題を深刻に受け止めていることを明らかにしたのだ。

バイデン氏は、ハリス副大統領が開いた同日の会議に少しの間参加し、「あなたたちがしていることは、途方もない可能性と危険性をはらんでいる」と述べた。バイデン氏は同日、自身のツイッターでも、「責任感のある革新、そして人々の権利と安全を保護することの重要性を強調した」とし、「AIは現代において最も強力なツールの一つだが、機会をつかむためにはまずリスクを最小限に抑える必要がある」と強調した。

会議には、グーグルのスンダー・ピチャイCEO、MSのサティア・ナデラCEO、そしてチャットGPTの開発会社であるオープンAIのサム・アルトマンCEO、AIスタートアップであるアンスロピックのダリオ・アモデイCEOら4人の業界主要4社トップが出席した。ホワイトハウスからは、ハリス氏とザイエンツ大統領首席補佐官、サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、ブレイナード国家経済会議(NEC)委員長らが出席した。

約2時間続いた会議で、ホワイトハウスはAI技術と関連したセキュリティと安全問題を集中的に取り上げたと、外信は伝えた。会議後、ハリス氏は声明を通じて「企業らは、製品の安全性とセキュリティに対する倫理的、道徳的、法的責任を負うという立場を明らかにした」と伝えた。また、「バイデン政権はAIに関する新しい規制を進め、法律を支援することに前向きである」とも述べた。


洪禎秀 hong@donga.com