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国立中央博物館を応援する若手経営者たち、競売で落札した16世紀の螺鈿の箱を寄贈

国立中央博物館を応援する若手経営者たち、競売で落札した16世紀の螺鈿の箱を寄贈

Posted January. 12, 2023 08:44,   

Updated January. 12, 2023 08:44

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日本人が所有していた朝鮮時代半ばの螺鈿の箱(写真)が帰って来た。

ソウル龍山区(ヨンサング)の国立中央博物館で、「国立中央博物館会・若い友達(YFM)」が昨年、米サザビーズのオークションで落札した朝鮮時代の螺鈿の箱を寄贈する記念式が11日行われた。YFMは国立中央博物館を応援する若手経営者100人余りで作られ、暁星(ヒョソン)グループのチョ・ヒョンサン副会長が委員長を務めている。

今回寄贈された螺鈿の箱は縦31センチ、横46センチで、朝鮮時代半ばの16世紀に作られた秀作と評価される。

国立中央博物館会コレクション委員長のシン・ソンス氏は、「百済(ペクジェ)の末裔として知られる大内家で長く所有していたが、1991年にクリスティーの競売にかけられたものを日本人コレクターが30年以上保存していた」とし「昨年、日本人コレクターがが亡くなり、米サザビーズの競売にかけれた螺鈿の箱をYFMが落札して国内に持ち込んだ」と明らかにした。


イ・ソヨン記者 always99@donga.com