早ければ今月中にも「野球場ノーマスク応援」が可能に

早ければ今月中に５０人以上の屋外集会や行事でマスクを外すことができるようになる。屋外で行われる野球やサッカーなどのスポーツ競技と大型コンサートを「ノーマスク」で観覧できるようになるのだ。

１９日、防疫当局によると、新型コロナウイルス感染症の夏の再流行安定化からの出口戦略として「５０人以上の行事や集会の屋外マスク着用解除」が推進されている。早ければ今月中、遅くても来月中旬のプロ野球ポストシーズン開始前の解除が有力だ。

政府は５月２日、屋外でのマスク着用の義務化を解除する際、５０人以上集まる場所でのマスク着用指針は維持した。政府関係者は、「室内でのマスク着用義務化を直ちに解除するのは負担だが、屋外集会や行事での『ノーマスク』は、もはや耐えられる環境が作られつつある」と話した。先月に２０万に迫った一日の新規感染者数は１９日には１万９４７０人に減った。

政府は、海外からの入国者に対してはＰＣＲ検査の義務化も廃止する案を検討し始めた。防疫当局は今月に「入国前ＰＣＲ」検査を廃止したが、入国後１日以内のＰＣＲ検査の義務化は維持した。しかし、海外観光客の誘致など経済活性化を図り、入国後の検査も廃止すべきだ出張する声が相次いでいた。


柳根亨 noel@donga.com