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ソウル市響音楽監督にニューヨークフィル音楽監督のズヴェーデン氏選任

ソウル市響音楽監督にニューヨークフィル音楽監督のズヴェーデン氏選任

Posted September. 05, 2022 08:58,   

Updated September. 05, 2022 08:58

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ソウル市立交響楽団は4日、今年で任期が切れるオスモ・ヴァンスカ音楽監督の後任に米ニューヨークフィルハーモニー管弦楽団のヤープ・ヴァン・ズヴェーデン音楽監督(61)を選任したと発表した。任期は2024年1月から5年間だ。

オランダ人のズヴェーデンは、バイオリニストとしての音楽経歴を始め、19歳の時、世界トップクラスのオーケストラであるオランダ・ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の最年少楽長に就任後、17年間楽長を務めた。指揮者に変身後は、オランダ放送交響楽団の首席指揮者と米ダラス交響楽団の音楽監督を務め、2012年からは香港フィルハーモニー管弦楽団音楽監督、2018年からは世界トップクラスの楽団であり北米代表オーケストラに挙げられるニューヨークフィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めている。

ソウル市響は、「ズヴェーデンは、ダラス交響楽団と香港フィルハーモニーの力量を短期間で最高水準に高めるなど、『オーケストラトレーナー』として名声を得てきた」と説明した。

ズヴェーデンは、2018年8月に京畿(キョンギ)フィルハーモニー管弦楽団、2019年2月と2021年11月にKBS交響楽団を指揮したことがある。ソウル市響は、「ズヴェーデン次期音楽監督は、香港フィルハーモニーを率いた経験で、アジア諸国に対する理解が高く、色々な来韓公演を通じて韓国演奏者の成長可能性に大きな期待をするようになった。特に国内最高の演奏実力を持つソウル市響の跳躍可能性を高く見ている」と伝えた。


ユ・ユンジョン記者 gustav@donga.com