Go to contents

共に民主党「福祉部長官候補の辞退は当然」、国会法司委員長ポストは譲らず

共に民主党「福祉部長官候補の辞退は当然」、国会法司委員長ポストは譲らず

Posted May. 23, 2022 09:09,   

Updated May. 23, 2022 09:09

한국어

韓悳洙(ハン・ドクス)首相承認案が国会で通過した後、野党「共に民主党」が鄭鎬永(チョン・ホヨン)保健福祉部長官候補の辞退と後半期の国会法制司法委員長のポストを要求した。首相承認に協力したので、鄭氏の辞退と院構成交渉は譲れないということだ。紆余曲折の末に「首相承認」という難関を突破した与野党だが、「第2ラウンド」は避けられないものとみられる。

 

同党の尹昊重(ユン・ホジュン)非常対策委員長は、首相承認採決の翌日の21日、KBSラジオ番組で、鄭氏の進退に関する質問に、「当然、指名は撤回されなければならない」と主張した。また、後半期の国会院構成交渉の核心である法司委員長のポストについても、「事実上、検察のクーデターが完成したも同然だが、それを牽制する人は国会内に法司委員長しかいない」とし、「党の立場を定めたわけではないが、私が見て、後半期の法司委員長を与党『国民の力』に譲ることは簡単でない」と述べた。「共に民主党」院内指導部関係者も22日、「6・1地方選挙を控えているため、支持層の激しい反発を考えると、鄭氏と法司委だけは譲歩できない」と強調した。

「国民の力」内でも、与野党の「協治」に向けて鄭氏の辞退は避けられないというムードだ。同党関係者は、「『共に民主党』が韓氏の件で一歩譲歩したにもかかわらず、鄭氏を任命する場合、政府与党が独善フレームに陥る恐れがある」と話した。

「国民の力」は法司委だけは渡せないという構えなので、与野党いずれも一歩も引かない対立が予想される。前半期の院構成交渉で、「国民の力」の院内代表で、当時「共に民主党」の尹昊重(ユン・ホジュン)院内代表と対座した金起炫(キム・ギヒョン)議員は同日、フェイスブックに、「(尹非常対策委員長の法司委要求に)失笑を禁じ得ない。尹委員長の合意翻意の論理は苦しく、恥ずかしくなる」と批判した。


姜聲煇 yolo@donga.com · 姜炅石 coolup@donga.com