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不老長生に投資するベゾス氏

Posted September. 08, 2021 08:07,   

Updated September. 08, 2021 08:07

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世界一の富豪、ジェフ・ベゾス米アマゾン創業者(57・写真)が老化防止、寿命延長などを研究する米スタートアップ「アルトス・ラボ」に投資したことが分かり話題を呼んでいる。米マサチューセッツ工科大学(MIT)が刊行する情報技術(IT)専門誌「MITテクノロジーレビュー」は4日(現地時間)、ベゾス氏をはじめ不老長生に関心がある富豪らが、今年上半期に設立されたシリコンバレーの生命工学企業アルトス・ラボに投資したと報じた。

アルトス・ラボは、細胞にタンパク質を加え、細胞が分化する前の幹細胞と同様の状態に戻るようにする「リプログラミング」技術を研究している。最近100万ドル(約11億5千万ウォン)以上の年俸を提示し、有名な遺伝科学者を集めている。ベゾス氏のほかにロシアの元科学者で億万長者のユーリ・ミルナー氏(59)らもこの企業に投資した。

 

ベゾス氏は自身が設立した投資会社「ベゾス・エクスペディションズ」を通じてアルトス・ラボに投資したとされるが、正確な金額は明らかになっていない。アルトス・ラボが6月に公開した資料によると、ベゾス氏やミルナー氏ら投資家から少なくとも2億7千万ドル(約3105億ウォン)の投資を受けた。MITテクノロジーレビューは、「若者は富豪になることを夢見、富豪は若さを夢見るという言葉と一致する状況になった」と指摘した。

ベゾス氏は2018年にも老化防止治療法を開発する米生命工学企業「ユニティ・テクノロジー」に投資した。ベゾス氏は今年7月、アマゾン最高経営責任者(CEO)から退き、今後は宇宙観光や慈善事業に専念する意向を明らかにした。


任寶美 bom@donga.com