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「シュート不足」指摘された孫興民「僕もゴールを入れたかった」

「シュート不足」指摘された孫興民「僕もゴールを入れたかった」

Posted September. 06, 2021 08:43,   

Updated September. 06, 2021 08:43

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「僕もシュートが一番好きですよ」

孫興民(ソン・フンミン=29、トッテナム・ホットスパー、写真)ももどかしかった。パウロ・ベント監督率いるサッカー韓国代表チームは7日午後8時、水原(スウォン)ワールドカップ競技場で、2022年カタールW杯アジア最終予選A組のレバノンと第2戦を行う。代表チームの状況は良くない。2日、ソウルで行われたイラクとの第1戦を0-0で引き分けた。ホームで必ず獲得すべきだった勝ち点3を得られなかった。

惜しくも引き分けの後、孫興民が批判の的になった。代表主将の孫興民は、90分間イラクの集中マークに苦しんだ。ボールを取ると、2、3人が孫興民を取り囲んだ。シュート数も前半23分の1本にだけだった。本人が直接シュートするよりは、周りの仲間にチャンスを与えるプレーを見せた。

孫興民は5日に行われた記者会見で、シュートについて悔しい気持ちを示した。孫興民は、「僕だって(試合を)解決したいし、責任感を感じている。シュートを打てるチャンスが自分にあまりなかったと思う。シュートを打とうとしなかったわけではない」と話した。その上で「外で試合を見る立場と実際にプレーするのとでは立場が違う可能性がある」とし、「守備が密集しているためシュートを放っても守備に当るかもしれないと思って他の位置にいる仲間にボールを回したプレーが、貪欲でないと映るかもしれない」と語った。

孫興民は2019年10月のスリランカとの1次予選以後、代表戦8試合連続でフィールドゴールがない。トッテナムで今季3試合で2ゴールを記録したのとは対照的だ。孫興民は、「シュートをためらっているように見られているようだが、自分も直すべき部分だと思う。代表チームがうまくやるためにはゴールを決めなければならない」とし、「これから(シュートに)貪欲に臨みたいと思う」と話した。


金東昱 creating@donga.com