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ソウル市教育監を不法採用で起訴を、公捜処が検察要請

ソウル市教育監を不法採用で起訴を、公捜処が検察要請

Posted September. 04, 2021 09:21,   

Updated September. 04, 2021 09:21

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高位公職者犯罪捜査処(公捜処)は3日、曺喜昖(チョ・ヒヨン)ソウル市教育監(65)を、全国教職員労働組合(全教組)出身の解職教師ら5人を不法採用した罪で起訴してほしいと検察に要請した。公捜処はこの事件を「第1号事件」と決め、捜査に着手してから129日後に結論を下した。

公捜処は同日、記者会見を開き、「曺教育監を職権乱用と国家公務員法違反の罪で、秘書室長だったハン某ソウル市教育庁政策安全企画官を職権乱用の罪で起訴するよう検察に要請した」と明らかにした。

曺氏は2018年7月、解職教師5人に対する特別採用を指示後、これに反対する教育政策局長と中等教育課長を決裁ラインから排除し、ハン企画官に採用手続きの進行を任せるなど、不法採用を推進した容疑が持たれている。曺氏は取調べに対して「教育監の権限を行使した」と主張したが、公捜処は「局長、課長と採用実務を担当する奨学官の業務権限を侵害した不法だ」と判断した。

ソウル中央地検は同日、曺氏事件を刑事1部に割り当て、追加捜査を経て、曺氏とハン企画官を起訴するかどうかを決める計画だ。


コ・ドイェ記者 ユ・ウォンモ記者 yea@donga.com · onemore@donga.com