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五輪総合トップ10入り目指す韓国、「お家芸」テコンドーとアーチェリーの健闘に期待

五輪総合トップ10入り目指す韓国、「お家芸」テコンドーとアーチェリーの健闘に期待

Posted July. 13, 2021 07:59,   

Updated July. 13, 2021 07:59

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「機先を制せよ!」

2020東京五輪では、韓国アーチェリーとテコンドー代表チームの成績がいつにも増して重要になってきた。23日に開幕する今大会で、韓国は金メダル7個以上を獲得し、総合順位10位内入りを狙っている。目標を達成するためには、伝統的なお家芸で成果を収めなければならない。しかも東京ではアーチェリーとテコンドーが大会序盤に実施されるため、その成績次第で韓国選手団の序盤の雰囲気も左右される。

アーチェリーは夏季五輪で最も多い金メダル(23個)を獲得した「お家芸」競技だ。特に2016年リオデジャネイロ五輪では史上初めて男女団体戦や個人戦など全種目で金メダル(4個)を獲得した。

東京五輪からは混合団体戦が追加され、アーチェリーにかかる金メダルは5個に増えた。アーチェリーは、開会式翌日の24日からメダルの色が決まる。24日には初めて正式種目に採択された混成団体決勝が行われる。続いて25、26日にはそれぞれ女子団体戦と男子団体戦、30、31日にはそれぞれ女子個人戦、男子個人戦のメダル決定戦が開催される。

男子では2012年ロンドン五輪個人金メダリストのオ・ジンヒョク(現代製鉄)はじめ初の五輪個人戦金メダルを狙うキム・ウジン(清州市庁)、五輪開幕基準に満17歳3ヵ月でメダルを獲得すれば歴代男子アーチェリーで最年少メダリストになるキム・ジェドク(慶北一高)が金メダルを目指す。女子のカン・チェヨン(現代モービス)、チャン・ミンヒ(仁川大学)、アン・サン(光州女子大学)の3人は、いずれも五輪に初出場する新人たちだ。

テコンドーは前回五輪まで、12個の金メダルを獲得し、アーチェリーに次いで多くの金メダルを獲得した。歴代五輪では、テコンドーは大会後半に行われたが、東京では序盤の24日から27日までの4日間開かれる。リオデジャネイロ五輪で金メダル2個、銅メダル3個を獲得した韓国は、今度は計6種目でメダルに挑戦する。

男子は58キロ級のチャン・ジュン(韓国体育大学)、68キロ級のイ・デフン(大田市庁)、80キロ超級のイン・ギョドン(韓国ガス公社)が、女子は49キロ級のシム・ジェヨン(高陽市庁)、57キロ級のイ・アルム(高陽市庁)、67キロ超級のイ・ダビン(ソウル市庁)が金色の足蹴りにを披露する。イン・ギョドンは「プレッシャーよりは、私たちにも十分できるという気持ちで楽しみたい」と話した。


金東昱 creating@donga.com