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退団宣言のインに引退説のベイルまで、孫興民残留に必死のトッテナム

退団宣言のインに引退説のベイルまで、孫興民残留に必死のトッテナム

Posted May. 27, 2021 08:23,   

Updated May. 27, 2021 08:23

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「ソンを引き止めろ」

イングランド・プロサッカー・プレミアリーグ(EPL)のトッテナム・ホットスパーが今夏の移籍市場で孫興民(ソン・フンミン)の獲得に死活をかけている。中核FWのハリー・ケイン(28)がチームを離れると宣言したのに続き、ガレス・ベイル(32)まで年内に引退する可能性があるからだ。

英メディア「フットボール・インサイダー」は25日、「トッテナムは孫興民が来季もチームに残ると確信している」と伝えた。このため、トッテナムは孫興民に週給20万ポンド(約3億1600万ウォン)以上で5年の長期契約を提案したという。年俸で言うと1040万ポンド(約164億3800万ウォン)になる。トッテナムは今年、クリスマス前に孫興民と再契約書類にサインすることを目指していた。

現在、孫興民の週給は14万ポンド(約2億2100万ウォン)でチーム内4位。もし、孫興民が20万ポンドをもらうことになれば、ケインとタンギ・エンドンベレとともに週給2位タイになる。1位はガレス・ベイルで60万ポンドを受け取った。

2023年6月までトッテナムと契約した孫興民は最近、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)など欧州の名門クラブが獲得を検討しているという。今季得点王(23得点)とアシスト王(14アシスト)に輝いたケインが最近移籍を宣言し、トッテナムは足元に火がついた格好だ。フットボールインサイダーは、「トッテナムが今夏の移籍市場で本当にケインを手放すことになれば、ファンは衝撃を受けるだろう」とし「孫興民までチームを去れば、トッテナムのファンは暴動を起こすかもしれない」と報じた。

ベイルは、現役引退も考えているという。スペインメディア「ABC」は26日、「トッテナムでシーズンを終えたベイルは来月開かれるユーロ2020(6月11日~7月11日)に集中しているが、大会が終われば引退を考慮している」と報じた。昨季にレアル・マドリード(スペイン)からトッテナムにレンタルされたベイルは、R・マドリードとの契約が1年残っているが、早期引退を考えているという。同メディアは、「ベイルは自分に与えられる要求と圧力が嬉しくなかった」と分析した。

ベイルは2013年、トッテナムからR・マドリードへ移籍したが、当時では過去最高移籍金だった1億100万ユーロ(約1504億ウォン)を記録するほど世界的なスターとして注目を集めた。しかし、頻繁な負傷と監督との摩擦でグラウンドに出られない日が多くなり、サッカーよりゴルフに集中する姿を見せたりもした。

ベイルはユーロが終われば、家族と現役引退について話し合うという。ベイルは引退したら、ゴルフ関係の分野で活躍したいと考えているという働くつもりだという。


李元洪 bluesky@donga.com