Go to contents

孫興民に相次ぐ不運、リーグ13点目は次戦にお預け

孫興民に相次ぐ不運、リーグ13点目は次戦にお預け

Posted January. 15, 2021 08:03,   

Updated January. 15, 2021 08:03

한국어

相次ぐ不運に3ゴールと1アシストが消えた。

トッテナム・ホットスパーの孫興民(ソン・フンミン=29がリーグ13点目は次戦にお預けとなった。孫興民は14日、ロンドンの本拠地トッテナム・ホットスパースタジアムで行われたフルハムとのプレミアリーグ戦で3度も決定的なシュートを放ったが、ゴールにはつながらなかった。トッテナムは前半25分、ハリー・ケインの先制点でリードしたが、後半29分に同点を許した1-1で引き分けた。首位追撃の転機になり得た重要な一戦で下位チームを相手に勝利を逃したトッテナムは、8勝6分3敗(勝ち点30)で5位から6位に順位を下げた。

孫興民のノンストップタッチ、ダイビングヘディング、スプリントという「得点3種セット」は相手GKのスーパーセーブとゴールに嫌われた。孫興民は前半18分、セルジュ・オーリエのクロスを方向だけ変える右足のノンストップシュートを放った。だが、ボールはフルハムのGKアルフォンス・アレオラの足に当たって弾かれた。反射的に体を倒したGKの動きに阻まれたのだ。

前半24分にもタンギ・エンドンベレのクロスに次ぐ孫興民のダイビングヘディングがゴールの隅に向かったが、GKの指先にわずかに引っ掛かった。1-0でリードした後半27分にはハーフライン近くでスルーパスを受けて持ち味のスプリントを生かして侵入し、左足でシュートを放ったが、ポストに跳ね返された。ボールが足の甲に乗らず、力なく転がったのは悔やまれる。終了1分を残してはサイドからセルヒオ・レギロンにパスを出しレギロンがゴールを決めたが、孫興民がオフサイドを宣言され、得点は取り消された。

トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督は、「GKの信じられないセーブがあった」と悔しさを滲ませた。スカイスポーツなど地元メディアは、「ゴール前でいつもの孫興民のプレーがなかった」として低い採点をつけた。

一方、ドイツ・ブンデスリーガ2部のホルシュタイン・キールでプレーする李在成(イ・ジェソン=29)は、今季DFB(ドイツサッカー協会)ポーカル2回戦でバイエルン・ミュンヘンを相手にフル出場し、勝利に貢献した。延長戦まで2-2となって突入したPK戦で、李在成は4番目のキッカーでゴールを割った。キールはPK戦を6-5で制し、ベスト16に駒を進めペク・スンホが所属するダルムシュタットと対戦する。


兪載泳 elegant@donga.com