米大統領選挙で民主党のバイデン前副大統領が13日(現地時間)、激戦州のジョージア州で勝利し、計306人の選挙人を獲得した。ノースカロライナ州ではトランプ大統領が勝利して232人の選挙人を確保した。トランプ氏が大統領選の結果を受けいれていないが、州別の選挙結果による米大統領選選挙人(538人)の配分は一段落した。
米紙ニューヨーク・タイムズやワシントンポスト、CNN、BBCなどの主要外信は同日、バイデン氏がジョージア州(選挙人16人)で勝利したと報じた。バイデン氏は49.5%の得票率でトランプ氏(49.2%)を0.3ポイント(約1万4000票)差で退けた。ただし、ジョージア州は両者の差が0.5ポイント未満の場合、票の再集計ができるという規定によって、手作業で票の再集計が行われている。
バイデン氏は、2016年に民主党大統領候補のヒラリー・クリントン氏がトランプ氏に明け渡した州のうち、ペンシルバニア、ミシガン、ウィスコンシン、アリゾナ、ジョージアで勝利した。
一方、トランプ氏はノースカロライナ州(15人)で勝ったが、確保した選挙人の数はバイデン氏より74人も少ない。たとえジョージア州の結果が変わっても、当落には影響を与えない。
ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com