キム・ヒョジュのパットにかかった今季ＫＬＰＧＡの最多勝王と賞金王

韓国女子プロゴルフ（ＫＬＰＧＡ）ツアーの「最多勝王」と賞金王を決めるシーズン最終戦「ＳＫテレコム・ＡＤＴキャップス選手権」が１３日から３日間、江原道春川（カンウォンド・チュンチョン）のラビエベルＣＣ（パー７２）で開かれる。

ＫＬＰＧＡツアーの今季１８試合目でシーズン最終戦となる今試合で、単独の最多勝王が生まれるかに注目が集まっている。直前大会までキム・ヒョジュ（２５）、パク・ヒョンギョン（２０）、アン・ナリン（２４）が２勝ずつを挙げた。３人のうち１人が優勝すれば、３勝で最多優勝者になる。キム・ジェヨルＳＢＳ解説委員は、「ラビエベルＣＣはＫＬＰＧＡツアー大会が初めて開催される場所だが、グリーンが難しいコースだ」と言い、「最高のパットを打つ選手が優勝する可能性が高い。個人的にはキム・ヒョジュが勢いに乗っているようだ」と話した。

もしキム・ヒョジュが優勝すれば、最多勝王と賞金王を席巻する。賞金ランキング首位のキム・ヒョジュは現在、約７億３０００万ウォンを獲得し２位アン・ナリン（５億９５００万ウォン）に１億ウォン以上リードしている。今大会で準優勝以上の成績が挙げれば、自力で賞金ランキング１位の座を固めることができる。

しかし、賞金総額１０億ウォン（優勝賞金２億ウォン）がかかっている今大会でキム・ヒョウが振るわなかった場合、状況は大きく変わる。キム・ヒョジュが２人とともに３位タイ（賞金５７００万ウォン）となり、アン・ナリンが優勝（２億ウォン）すれば賞金王はアン・ナリンに決まる。また、キム・ヒョジュが４位以下になり、賞金ランキング３位のパク・ミンジ（約５億８０００万ウォン）と４位チャン・ハナ（約５億６０００万ウォン）が優勝する場合も賞金王は変わる。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com