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ヤンキースの反撃、地区シリーズ決着は第5戦に

ヤンキースの反撃、地区シリーズ決着は第5戦に

Posted October. 10, 2020 08:52,   

Updated October. 10, 2020 08:52

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最後まで行く。

メジャーリーグ、タンパベイ・レイズとニューヨーク・ヤンキースのアメリカンリーグ地区シリーズ(ALDS)の決着は第5戦に持ち込まれた。ヤンキースは9日(韓国時間)、カリフォルニア州サンディエゴのペットコパークで行われたALDS第4戦でタンパベイに5-1で勝ち、シリーズ戦績を2勝2敗とした。6回裏にヤンキースのグレイバー・トーレス(24)が放った2ラン本塁打が勝負に止めを刺した。ヤンキースは、この本塁打で2-1から4-1に点差を広げた。

チームは敗れたが、タンパベイが崔志万(チェ・ジマン=29)は意味ある記録を打ち立てた。この日、4番・一塁手で先発出場した崔志万は4回表に安打を放ち、ポストシーズン(PS)で通算7本目の安打を記録した。テキサス・レンジャーズの秋信守(チュ・シンス)の6安打を超えたもので、韓国人メジャーリーガーの歴代最多安打記録だ。

崔志万の活躍は、10日に行われる第5戦で一段と重要になる見通しだ。今季(PS含む)に崔志万が9打数6安打(3本塁打)6打点と強みを見せているヤンキースのエース、ゲリット・コール(30)がもう一度先発登板するからだ。崔志万は第1戦でもコールから2ランを奪った。トロント・ブルージェイズとのワイルドカードシリーズでベンチスタートから途中出場した崔志万は、第1戦での活躍を契機に今回のシリーズで終始4番を座を守っている。

一方、同日ヒューストン・アストロズはオークランド・アスレチックスとのALDS第4戦で11-6の大勝を収め、3勝1敗でア・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)に駒を進めた。西地区2位のヒューストンはワイルドカードシリーズで中地区1位のミネソタ・ツインズを、地区シリーズでは西地区1位のオークランドを相次いで下した。ナショナルリーグの地区シリーズ(NLDS)ではアトランタ・ブレーブスがマイアミ・マリーンズを7-0で破り、ロサンゼルス・ドジャースがサンディエゴ・パドレスを12-3で下し3勝無敗でそれぞれナ・リーグ優勝決定シリーズに進出した。


姜泓求 windup@donga.com