１９世紀朝鮮の「王の行幸」屏風をオンラインで公開

国立中央博物館は、「出行図（王の行幸を描いた絵）」の屏風（写真）を１０月１１日までオンラインで公開すると、１５日明らかにした。１９世紀後半、朝鮮宮廷図画署画員たちの作品と推定される出行図屏風は太陽、月、峰が５つの日月五峰を背景に、王と人物、動物などが精巧なラインと鮮やかな色で描かれている。この屏風は、１８８６～１９２６年に国内教育、医療、宣教の分野で活動したダルジェル・バンカーとアニー・バンカー夫婦が所蔵していて、１９３３年に米オハイオ州オバーリン大学に寄贈した。２年前にオバーリン大学・アラン記念館の要請で韓国に持ち込み、伝統的方法で保存処理した。中央博物館のホームページやソーシャルネットワークサービスで鑑賞できる。展示が終わったら屏風は米国に戻る。


金民 kimmin@donga.com