Go to contents

トロントのロッカールムで大声の反省会「同じミスを繰り返しません!」

トロントのロッカールムで大声の反省会「同じミスを繰り返しません!」

Posted September. 05, 2020 09:20,   

Updated September. 05, 2020 09:20

한국어

「ごめんさない。二度も同じミスを繰り返しません(Sorry. We're not doing that anymore)」

メジャーリーグ、トロント・ブルージェイズのベテラン捕手ケイレブ・ジョゼフ(34)が大声で叫んだ。すると、他の選手たちがこれを復唱した。「ごめんなさい。二度も同じミスを繰り返しません」。

カナダの地元メディア「スポーツネット」が4日に報じたところによると、トロント選手たちは3日のマイアミ・マリーンズ戦が終わった後、ロッカールームに集まって、こう復唱をしたという。走塁プレーや守備で失策を連発し、エース柳賢振(リュ・ヒョンジン=33)に負担をかけたことを反省するパフォーマンスだった。

トロント打者たちは、この試合の1回表の攻撃で、左前安打を放ったジョナサン・ビヤ―が無理して二塁まで走ったことをはじめ、2回表にはルルデス・グリエル・ジュニアが、4回表には再びビヤ―が捕手のけん制球にアウトされ、相次いで攻撃の流れを絶ち切った。

そればかりではない。二塁手で出場したビヤ―は2回裏の守備では併殺が可能だった状況で、悪送球をして柳賢振を戸惑わせた。2回裏にマイアミの先頭打者ブライアン・アンダーソンが一塁に生きたのも、トロントの一塁手と二塁手、右翼手の3人がお互いに捕球を譲っている間、打球はグラウンドに落ちたからだ。公式記録は安打だったが、守備面からみれば明らかな失策だった。

スポーツネットは、「ニューヨーク・ヤンキースとポストシーズン(PS)進出を争っているトロントにとって、この試合はPS進出の分水嶺になりかねない試合だった。野手たちの不注意なプレーで試合を落としていたら、チームの雰囲気は大きく落ち込んでいたかもしれない」とし、「今度は柳賢振のお陰で勝てたが、次もそうなるとは限らない。選手たちも、そのことを良く知っているからこそ、試合後に久々に集まって真剣な雰囲気を演じたのだろう」と伝えた。

こうしたチームとしてのハイテンションは、4日にも続いた。トロントは同日、ボストン・レッドソックスとのアウエーで、延長10回表に大挙4点を奪い、6-2の逆転勝利を挙げた。トロントは、この勝利で20勝(16敗)とし、同日ニューヨーク・メッツにサヨナラ負け(7-9)したヤンキースとアメリカンリーグ東地区で2位タイとなった。このためトロントとしては。8日から10日までトロントの本拠地セーレンフィールドで行われるヤンキースとの試合が一段と重要になってきた。まだ公式発表はないが、先発ローテの順番から柳賢振は8日に先発する可能性が高い。

一方、セントルイスは7日に敵地で行われるシカゴ・カブス戦に金広鉉(キム・グァンヒョン=33)が先発登板すると発表した


黃奎引 kini@donga.com