「パラサイト」北米映画界で次々と受賞、初のアカデミー賞受賞はなるか

奉俊昊（ポン・ジュンホ）監督の映画「パラサイト」が、北米で相次いで受賞のニュースを伝えている。これにより、今年２月に米アカデミー賞で、韓国映画初の受賞の栄誉を抱くのかどうかに注目が集まっている。

９日付のロサンゼルス・タイムズによると、「パラサイト」は８日（現地時間）、ロサンゼルス批評家協会から作品賞と監督賞、助演男優賞（宋康昊）の受賞作に選ばれた。「パラサイト」は、監督と作品賞で競争していたマーティン・スコセッシ監督のネットフリックス映画「アイリッシュマン」を押さえた。同日、ワシントンＤ.Ｃ批評家協会とトロント批評家協会からも、それぞれ作品賞と監督賞、外国語映画賞の３冠を獲得した。

パラサイトは、これに先立ってアカデミー賞受賞のパラメーターとされる全米批評家協会外国語映画賞を受賞し、最近ニューヨークタイムズ評論家たちが選んだ今年最高の映画の３位についた。

北米映画界の好評で、「パラサイト」が第７７回ゴールデングローブ賞にノミネートにされるかにも注目が集まっている。ゴールデングローブ賞を主催するハリウッド外国人記者協会（ＨＦＰＡ）は９日（現地時間）、第７７回ゴールデングローブ賞のノミネートを発表する。ゴールデングローブ賞は、アカデミー賞と共に米国の二大映画賞に挙げられる。「パラサイト」は、最優秀外国語映画賞にノミネートされるだろうと、複数のハリウッドメディアは予測した。２００９年に奉監督が演出した映画「マザー」で第６７回ゴールデングローブ賞の１次にノミネートされたが、最終候補にはノミネートされなかった。


李?? baltika7@donga.com