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文大統領、退位した天皇に書簡

Posted May. 01, 2019 07:56,   

Updated May. 01, 2019 07:56

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日本の新天皇の即位に合わせて韓国政府が、韓日関係回復に向けた期待感を示した。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は退位する天皇に30日、謝意を表した書簡を送った。

金仁チョル(キム・インチョル)外交部報道官は同日、定例会見で、「文大統領は書簡で、『天皇は在位中、平和を守って行くことの重要性を強調してきた』と綴った」とし、「退位後も両国関係の発展に向けて(天皇が)努力することを期待した」と述べた。さらに「政府は新天皇の即位を祝い、今後も韓日関係が未来志向的に発展していくことを期待している」と強調した。

李洛淵(イ・ナクヨン)首相も同日、自身のソーシャルメディア(SNS)に、「『令和』時代。韓日両国が新たな友好協力関係を構築するよう指導者が努力しよう」とし、「韓日関係を重視された天皇に感謝申し上げる。即位する新天皇は昨年(あるフォーラムで)お目にかかり、深い話をしてくださり、感謝申し上げる」と投稿した

政府が、新天皇の即位を歓迎するメッセージを送り、元徴用工判決などで悪化の一路を辿っている韓日関係の変化のきっかけとなるか注目される。6月に大阪で開催される主要20ヵ国・地域(G20)首脳会議で韓日首脳会談が開かれるか関心が集まる。


韓基渽 record@donga.com