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孫興民、EPL2戦連続で複数得点

Posted December. 28, 2018 08:32,   

Updated December. 28, 2018 08:32

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「素晴らしい(amazing)、信じられない(unbelievable)」

孫興民(ソン・フンミン=26)が2戦連続で複数得点を挙げると、マウリシオ・ポチェッティーノ監督(46)は、この二つの単語で孫興民の活躍を褒め称えた。

孫興民は27日、ロンドンのウェンブリーで行われたプレミアリーグ第19節ボンマス戦で前半23分と後半25分にゴールを決め、チームの5-0の大勝をけん引した。今季9点目と10点目で、リーグ戦6点目と7点目となるゴールだった。3日前のエバートンとのリーグ戦に次いで2戦連続の複数得点を挙げ好調ぶりを見せつけた。地域のライバル、アーセナルとのカラバオカップ(リーグ杯)準々決勝を含めて3戦連続ゴールでもある。

孫興民は、今月に入り8試合で7得点2アシストを記録している。シーズン序盤にジャカルタ・パレンバン・アジア大会への参加など過酷なスケジュールで開幕10戦目に初めて得点を挙げるなどゴールに飢えていたが、パウロ・ベント韓国代表監督の配慮で、11月の代表戦に招集されず、休養しながら体調を回復した。

孫興民は同日、敵陣のペナルティーエリア正面で相手守備4人を前にした状況でDFの股を抜くシュートでゴールネットの隅を揺らし、ファンから歓声を浴びた。今月のリーグ戦だけで6得点2アシストを記録し、通算3度目となるEPL月間最優秀選手賞受賞の可能性を高めた。孫興民は2016年9月に4得点1アシストでアジア選手では初めてEPL月間最優秀選手賞を受賞した。2017年4月にも5得点1アシストで2度目の受賞を果たした。今回3度目に受賞すれば、トッテナム出身のスタープレイヤー、ロビー・キーン(引退)やガレス・ベイル(レアル・マドリード)と肩を並べることになる。今月に5得点3アシストを記録したリバプールのモハメド・サラーらとの競合が予想される。

ボンマス戦の勝利でトッテナムは勝ち点45となり、マンチェスター・シティ(44)を抜いてリーグ2位になった。マンCは同日、レスター・シティに1-2で敗れた。第19節までの勝ち点45は、トッテナムの過去最高記録でもある。以前の記録は2011~2012シーズンの勝ち点42だ。

来月アジアカップに参加する孫興民の空白が、トッテナムの史上初のリーグ優勝挑戦にどんな影響を与えるのかにも注目が集まる。英国のメディア「フットボール・ロンドン」は、「ポチェッティーノ監督は孫興民が来月中旬にアジアカップに出場するまで、最後のマジックの一滴まで絞り出すことを願うことだろう」とし、優勝争いにおける孫興民の存在感を高く評価した。孫興民は来年1月14日のマンチェスター・ユナイテッドとのリーグ戦を終えた後、代表チームに合流する。フースコアードドットコムは、ボンマス戦の採点で、孫興民にチーム内で4番目に高い8.73点を与えた。


姜泓求 windup@donga.com