3日、米民主党のアダム・シフ連邦下院議員(カリフォルニア州)が授与する「今年の女性賞」を受賞したカリフォルニア韓国人草の根団体「カリフォルニア州韓米フォーラム」のキム・ヒョンジョン事務局長(48・写真)は、米国では「慰安婦被害者であるハルモニ(おばあちゃんという意)たちの口」と言われている。2007年に米下院で「慰安婦決議案」が採択された後、米国を訪れる慰安婦ハルモニたちの通訳のほとんど担当してきた。彼女は、ハルモニたちの被害証言講演や記者会見を始めるたびに、ハルモニたちを「慰安婦」とも「性奴隷」とも呼ばず、単に「ハルモニ」と呼ぶ理由を先に説明する。
シフ議員は授賞式で、「キム事務局長は、20万人を超える慰安婦ハルモニたちの被害状況を米社会に広く知らせるために、献身的に努力してきたし、日本政府から公式謝罪と賠償などを受けられるように努力してきたことを高く評価する」と述べた。キム事務局長は、「着実に陰に陽に支援していただいた韓国人社会のすべての方々に与える賞を、単に私が受けたに過ぎない」と言い、「今後も、ハルモニたちと正義の味方になって、歴史的真実を明らかにし、日本から真の謝罪を受けられるように、さらに頑張っていきたい」と話した。
夫亨權 bookum90@donga.com