Go to contents

北朝鮮、「在日米軍攻撃の核弾頭訓練」と初めて言及

北朝鮮、「在日米軍攻撃の核弾頭訓練」と初めて言及

Posted March. 08, 2017 07:52,   

Updated March. 08, 2017 07:56

한국어

北朝鮮が7日、弾道ミサイル4発を6日に発射したのは、日本国内の米軍基地を攻撃するためのものだったと明らかにした。米国のトランプ大統領は同日、大統領権限を代行する黄教安(ファン・ギョアン)首相と安倍晋三首相に電話をかけ、「米軍のすべての能力を使って北朝鮮弾道ミサイルの脅威に対する抑止力を向上させる」と述べた。

北朝鮮の朝鮮中央通信は、「今回の弾道ロケット発射訓練は、戦略軍火星砲兵部隊の核戦闘部(ミサイル核弾頭の部分)の取り扱い手順と迅速な作戦遂行能力を判定・検査するために行われた」と報じた。北朝鮮メディアが、「核戦闘部を扱う訓練をした」と報じたのは初めて。そして、「在日米軍基地を攻撃する任務を担う北朝鮮の戦略軍司令部火星砲兵部隊が参加した」と明らかにした。

トランプ政権が韓国に戦術核の再配備を検討するなど北朝鮮政策を設定している中、北朝鮮が核弾頭の組み立てやミサイル搭載能力を誇示する超強気で対抗したと見える。

これに対して韓米日の首脳は相次いで電話会談を行い、強力に対応する方針を確認した。同日午前8時40分から約20分間行われた電話会談で、黄氏はトランプ大統領に「北朝鮮の核・ミサイル脅威は韓米両国に対する現存する直接的な脅威」とし、「強力な韓米同盟によって北朝鮮に対する抑止力と韓米防衛態勢を強化し、北朝鮮の野心をくじかなければならない」と述べた。これに対してトランプ大統領は「100%支持する」と応じた。

トランプ大統領は、安倍首相、黄氏との電話会談で、「北朝鮮の挑発と脅威には途方もない代価が伴うということを示すために、米日韓3国、米韓、韓日2国間の協力を続ける」と明らかにしたと、ホワイトハウスは伝えた。



禹慶姙 woohaha@donga.com · 李承憲 ddr@donga.com