モバイルメッセンジャー「スナップチャット」を作ったスナップが、株式市場に成功裏にデビューを果たし、20代の2人の共同創業者は、6兆ウォン台の資産家となった。
2日(現地時間)、米スナップは、ニューヨーク証券取引所の取引初日の公募価格(1株=17ドル)より44%高の1株=24.48ドルで取引を終えた。終値基準でスナップの時価総額は、330億ドル(約38兆ウォン)に達した。スナップの株2億1000万株をそれぞれ保有している共同創設者エヴァン・スピーゲル(26)とボビー・マーフィー(28)の株価値は、52億5000万ドル(約6兆ウォン)になった。
スナップの役員や従業員の大半は、数十万株から数百万株を保有しており、100人以上の億万長者が誕生するものと見られる。スナップの役員や従業員だけでなく、早目にスナップに投資したベンチャーキャピタル会社各社も、大きな利益を上げることになった。
スナップが2011年に披露したスナップチャットは、写真や動画をみたら消える機能で、若者層の間で大人気を得ている。昨年末基準のユーザーは1億5800万人、売上高は4億450万ドルだ。
申水晶 crystal@donga.com