朴大統領、「創造経済こそ唯一の成長エンジン」

　

朴槿恵（パク・クンヘ）大統領は２１日、「科学技術や情報通信技術（ＩＣＴ）を基盤にした創造経済は、経済跳躍のためには欠かせない挑戦であり、成長エンジンでもある」と明らかにした。

朴大統領は同日、科学の日や情報通信の日の記念の辞で、「創造経済を主要政策基調に据えて、創意的アイデアや技術基盤の起業を活性化し、制度改善に取り組んできた」と述べ、「技術革新のスピードや流れに前向きに対応し、第４次産業革命を主導するためには、創意的マインドで技術を融合して、新しい市場を創出しなければならない」と強調した。

朴大統領は行事開始に先立て、１９６０年代の朴正煕（パク・チョンヒ）元大統領による海外在住韓国人科学者の誘致に従って帰国したアン・ヨンオク博士（８４）など、第１世代の科学者６人と歓談した。朴大統領は、「先進国で安定した生活を送ることができたのに、祖国の要請に喜んで応じて、研究開発に青春や人生をささげてくださった方々のおかげで、今日の大韓民国が存在する」と謝意を表した。

朴大統領は同日午前は、国家科学諮問技術会議兼「バイオ産業生態系・炭素資源化発電戦略報告会」を開いた。朴大統領は、「バイオ産業が未来の成長エンジンに定着するためには、早急に解決しなければならない課題がある」と述べ、「バイオ産業を巡る不要な規制改善だ」と指摘した。

장택동 チャン・テクトン記者 기자will71@donga.com