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ISのオーストリア出身少女、脱出しようとして殺害

ISのオーストリア出身少女、脱出しようとして殺害

Posted November. 26, 2015 07:25,   

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「イスラム国」(IS)に合流し、広報モデルとして活動していたオーストリア出身の10代の少女サムラ・ケシノビッチさん(17)が、ISを脱出しようとして暴行を受け、殺害されたと伝えられた。

英紙テレグラフは24日、ISの首都格のラッカで、ケシノビッチさんと共に脱出したトルコ女性の話を引用して、「ケシノビッチさんがラッカで脱出を試みたが、死亡した」と報じた。一方、ケシノビッチさんと共にISに入った友人のジャビナ・セリモビッチさん(15)も、昨年シリアとの戦闘中に死亡したという。2人の少女はボスニア移民者の子供で、オーストリア・ウィーンの中産層家庭で育った。

2人の少女は昨年4月、「捜さないで、アラーを称え、彼のために死ぬ」というメモを残してシリアに行き、半年後に両親に「家に帰りたい」と言ってきたことで注目を浴びた。ケシノビッチさんは、若い女性を募集するIS広報モデルになってISが配布したポスターに登場し、セリモビッチさんはIS隊員と共にカラシニコフ自動小銃を持つ写真がソーシャルネットワーキング・サイトに掲載された。セリモビッチさんは、フランスの週刊誌「パリスマッチ」とのメールで、「私は自由だ。ウィーンでできなかったことがすべてできる」と主張した。このメールは、彼女の死亡報道が出た24日に公開された。オーストリア保安当局は、このメールは捏造されたと見ている。



aimhigh@donga.com