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党創建日まで8日、外賓招待を敬遠する北朝鮮

党創建日まで8日、外賓招待を敬遠する北朝鮮

Posted October. 02, 2015 07:18,   

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北朝鮮当局が、北朝鮮に追従する在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の労働党創建70年行事の代表団派遣の規模を減らすよう要求したことが分かった。

1日、政府関係者と北朝鮮事情に詳しい消息筋によると、朝鮮総連は党創建日の10日、許宗萬(ホ・ジョンマン)議長など約100人の大規模訪朝団を派遣する予定だった。しかし、北朝鮮当局が訪問団の縮小を要求したため、訪朝は南昇祐(ナム・スンウ)副議長ら10人にとどまるという。さらに、北朝鮮は海外代表団の招待にも当初から力を入れないなど消極的な態度であることが確認された。政府関係者は、「北朝鮮が社会主義圏国家の著名人を招待しなかった」と伝えた。

北朝鮮は、中国との政府レベルの党創建日の行事交流に消極的だ。政府関係者は、「中国は高官の派遣で関係改善の誠意を示そうとしているが、北朝鮮の反応が弱い」と話した。中国では序列8位の李源潮国家副主席など政治局委員級の代表団派遣説もあるが、北朝鮮は消極的だ。

政府関係者は、「金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が、海外からの訪問者に姿を現すことを敬遠しているようだ」とし、「海外要人を呼んでもこれといって見せるものがないと判断したか、今回の行事が内部結束用という可能性がある」と指摘した。北朝鮮消息筋は、「外貨不足で実際に盛大な行事ができないという北朝鮮当局の負担が作用した」と分析した。

一方、北朝鮮の玄鶴峰(ヒョン・ハクポン)駐英大使は先月30日、韓半島で戦争が起こる場合、米国に核ミサイル攻撃をすると警告した。1日、英国の日刊紙デイリー・エクスプレスによると、玄大使は、英国のシンクタンク、王立国際問題研究所での演説で、「(韓半島で)戦争が起これば、1950年代初めとは違って戦争の範囲は韓半島に限定されないだろう」とし、「日本の広島に投下された原爆より10倍強力な核弾頭が太平洋を飛んで行くだろう」と警告した。



zeitung@donga.com