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実績優秀公務員への成果報酬を拡大へ

Posted August. 08, 2015 07:21,   

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今後、優れた業務実績を上げた公務員に対し、成果報酬が多くは50%まで追加支給される。逆に実績が悪い公務員は罷免されることもあり得る。公共改革の一環として、成果に応じた「信賞必罰」を強化するということだ。

人事革新処(人事処)は7日、公務員に対する成果報酬拡大案を推進していると明らかにした。前日朴槿惠(パク・クネ)大統領が国民向け談話の中で、「能力・成果中心に、公務員賃金体系を見直す」と述べたことのフォローアップに当たる。

現在、公務員の業務実績は、S(20%)、A(30%)、B(40%)、C(10%)の4つの等級で評価される。人事処は、業務実績の優れた上位1〜2%の公務員を対象に、S等級より上の「SS」等級を新設し、インセンティブを提供する計画だ。「SS」等級を受けると、従来のS等級の成果報酬の50%をさらに支給されることになる。例えば5級(事務官)公務員基準で、SS等級には920万ウォンの成果報酬が支給される。613万ウォンが支給されるS等級とは、307万ウォン程度の差がある。A等級は444万ウォン、B等級は302万ウォン程度だ。

その代わり、実績が悪い公務員への「ペナルティ」も強化される。まずは、各省庁ごとに実績の悪い公務員を管理するチームが運営され、彼らの能力開発のための再教育システムも設けられる。この過程を経た後も、改善の余地がないと判断される場合は、罷免まで視野に入れている。

人事処は成果報酬拡大案を巡り、企画財政部と予算割り当て問題を議論している。9、10月中に財源調達のための協議がまとまれば、今年内に「報酬・手当規定」を見直す計画だ。予算案が確定し、年末に国会で可決されれば、来年から本格的に施行される見通しだ。



dalsarang@donga.com