文在寅氏が海兵隊を訪問

「哨戒艦『天安（チョンアン）』爆沈の時、北朝鮮の潜水艇がまんまと（韓国側の海域に）入ってきて、攻撃して逃走したのに、これを探知できなかった」

野党新政治民主連合の文在寅（ムン・ジェイン）代表は２５日、京畿道金浦市（キョンギド・キンポシ）の海兵隊第２師団上陸装甲車大隊を訪れ、海兵隊関係者に厳重な警戒を要請した。そして、「明日（２６日）で天安艦爆沈から５年が経過するが、北朝鮮の潜水艦侵入への態勢は強化されたのか」とも尋ねた。文氏は、２０１２年の大統領選候補の時、選挙公報物で「天安艦沈没」と表現して議論を呼んだことを意識したのか、「爆沈」という表現を使った。

特殊戦司令部空輸部隊出身の文氏は、顔に偽装クリームを塗って、上陸装甲車に搭乗した。海兵隊の戦闘装備を視察し、「（現役時代、ゴムボートを）いつも持っていた」、「（潜水装備が）原始的だったが、何度も使った」と経験談も語った。

文氏は同日、４・２９再補欠選挙で仁川西−江華（カンファ）乙から出馬する申東根（シン・ドングン）候補の事務所を訪れ、最高委員会議を開き、「いかなる軍事的脅威や挑発も決して容認しないということを北朝鮮に警告する」と強調した。

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